曲を作るということは僕にとってある種趣味みたいなもので、創作意欲の湧き出てくるとそうでない時もあったりしますが、その意欲の湧いてくる時にはバンバン曲を作ったりします。



以前プロの活動をしてる知人が曲を作るためにたくさん色んなタイプの曲を聴いて自分の中に引き出しを増やしていかないと曲が作れなくなるって言ってたのを思い出します。

僕も若い頃から音楽が好きでたくさん色んなタイプの曲を聴いてきました。
実際のところ、僕自身の曲作りはそういった今まで聴いてきた曲のエッセンスが入ってたりしますから。

かのビートルズでもその昔のR&Bやロックンロール、カントリーだとかを聴いてきてて、それらをベースにオリジナル曲を作っていった経緯がありますしね。
しかしそれだけに収まらずやがて素晴らしい曲群を生み出していくことになるのですが。




僕自身、初めて好きになったのは歌謡曲ですが、その後洋楽にはまっていき、ビートルズやカーペンターズを筆頭にその後もブリティッシュ系のロックを聴きこんでいくことになります。
やがてパンクやニューウェーブ、そしてテクノにはまっていくのですが。

そしてテクノから日本のミュージックシーンにも注目するようになり、JPOPにもはまっていきます。





最近は洋楽の新しいのにははまらないのですが、時々思い出して70年代の洋楽、特にブリティッシュロック、プログレなんかを聴いたりしています。
なかでもピンクフロイドやレッドツエッペリンなんかは僕の中では大きな存在でもあります。


で、前述の僕の作品作りはそういったたくさん聴きこんできたものがベースになってたりはしますが、洋楽テイストのものは少ないのかなあ。

90年代以降は僕自身オリジナル作品を作り出し始めた時期でもあるのですが、僕が音楽を聴き始めた昭和の頃の日本のミュージックシーンと比べてその頃のJPOPのクオリティの高さは世界に誇れるものに成長していました。
数々の洋楽に影響を受けてジャパニーズミュージックを築き上げてきた日本のプロミュージシャンの皆さんはどんどんジャパニーズミュージックのクオリティを上げていったのですね。


特にYMO以降の日本のミュージックシーンは目覚ましいものがありました。
その当時YMOの御三方は海外のミュージシャンに影響を与える存在にまでなられてましたから、60年代から70年代に海外から影響を受けて洋楽の真似事からスタートした日本のミュージックシーンが海外のミュージシャンから評価されたりそれこそリスペクトされるまでになった状況に僕自身やはり日本人として誇らしげでもあったりしました。






僕のミュージッククリエイトのベースにそういった日本の音楽シーンのエッセンスが入ってるというわけです。
そしてそれは今もそんな急成長を遂げた80年代~90年代の日本のミュージックシーンにいまだに刺激を受け続けてるんです。

今はYouTubeという便利なコンテンツがあり、そこから検索すれば色んなタイプの色んな時代の音楽が聞こえてきます。
一度特定のミュージシャンのを検索にかけると関連動画でたくさん候補動画がウィンドウの右側に表示されるので、次々に曲情報を得ていくこともできます。
そんなところから特定のミュージシャンの検索をかけて以降そのミュージシャンのサウンドにどっぷりはまっていったりもするんですね。

ちょっと前はRCサクセションでしたし、今はSOFT BALLETだったり。

kiyo


sofuba


そんなところからあらためて自身のサウンドクリエイトに今は意識的に落とし込んでいってます。
キヨシローの歌唱はあらためて目指したいアプローチだったりしますし、ソフバのシンセサウンドやテクノアプローチは僕の中でとても大きなウェイトを占めていたりするわけです。






今の仕事は今週いっぱいで一旦終了です。
それ以降の僕の身の振り方は白紙だったりするので、そんな音楽アプローチについてもっと深く掘り下げていっていいのかなぁなんて思ったりしています。