僕は20歳の頃から音楽を嗜好として楽しむスタンスが自身のスタイルとして定着しました。






20歳の頃からドラムから始まり、ピアノ、ウクレレ、カホンやジャンベに取り組んでいきました。
途中電子音楽にはかなりはまり、シンセやシーケンサー等の電子楽器にはかなりの金額をつぎ込んでみたりして、自動演奏に命をかけて(笑)ましたね。


今は自動演奏熱も冷め、生演奏の楽しみがメインになっています。

50代前半からは長年憧れだったのになかなか手を出せずにいたギターにようやく取り組み始め、キャリアはやがて10年ほどになります。
今はギターの楽しさにはまってますね。
ギターをメインにバンド活動もやってますが、とても充実しています。


そんな長い音楽遍歴の中でコンスタントに今まで取り組んできたのは自宅録音アプローチ。
今はZOOMのMTR R-24 をメインに使って宅録をいつも進めています。

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このデジタル専用機、24トラックあってなかなかスグレモノかと思います。
今やパソコンソフトでMTRを扱うのが世の中の主流だというのもわかってはいますが、僕はこの旧スタイルかもしれませんがこれが好きなんです。
24トラックあれば色んな音をダビングしていっても全然事足りる。
3リズム以外に色んな音を重ねていって分厚いサウンドを構築できます。
それにトラックに余裕があるので、フレーズごとにトラックを変えても大丈夫。
同じフレーズでもバースによってはミックスを変えたい時もありますし。




そもそも僕のMTR歴の中で取っ掛かりはカセットテープMTRでした。
ヤマハのやつ。

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こんなの。
クロムタイプのカセットテープを使っての4トラックMTRで。
当時画期的な商品だったようですが、なんか不具合も多くて僕自身使いこなせてなかった。
使いこなせないうちに割と早く手放したなぁ。



その次に登場したのがMDのMTR。


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こいつは当時世に普及しだしたMDメディアを録音媒体に使ったもので、ピンポン録音しても音が劣化しないという触れ込みだった商品ですね。
トラックは4つなんだけど、いっぱいになったらピンポン録音して重ねていき、無限に音を劣化させずに重ねていける、みたいな説明がされてましたね。

僕の中ではカセットテープメディアに比べればはるかにいいななんて思ってしばらくは使ってました。



その後デジタルハードディスクMTRが登場します。
RolandのVS-880という8トラックのデジタルハードディスクレコーダーですね。

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こいつは何がすごかったって内蔵エフェクトがかなりの高品位だったこと。
録音した音もかなりのハイクオリティなサウンドに色付けできた。
こいつはホントに素晴らしかった。


その後もう少し廉価版のデジタルMTRがでてそいつに手を伸ばした。


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これが今使ってるzoomのMTRに次いで長く僕の愛用機として活躍してくれました。
実質8トラックレコーダーとして使ってました。
ピンポンするのが嫌だったので、8トラックに収まるよう考えてダビングして使ってました。
ドラムは2トラックに収める。
ボーカルもコーラスを入れて2トラックまで。
あとはギターやらピアノやらベースやらで埋めていって8トラックいっぱいまで重ねる使い方ですね。


そしてzoom R-24に出会ってからは今までのMTRとは比べ物にならない機能の充実に大満足するに至ります。







宅録をしてて思うのは、長年音楽をやってきたおかげで様々な楽器演奏スキルを身につけたことで一人で色んなサウンドを重ねられて便利だなってこと。

ドラムからスタートした僕の楽器変遷は、ピアノ、ギター、パーカス…等をプレイできることで一人多重録音も可能にしてくれました。
今の音蜜奏新の音源製作においても、ボーカル、ベース以外の楽器を僕が録っておくことで、メンバー2人がうちに来てくれてオーバーダブしてくれた時点で音源が完成する。
シンセも僕は扱うので結構煌びやかにサウンドに色付け出来ます。

ドラムも自身で生演奏できることで生のグルーヴを演出できるのは大きい。
そして今のエレドラに変えてからは、生ドラムの時と比べてレコーディングクオリティが格段に上がったのも大きいです。
エレドラのコントローラーからのステレオアウトをMTRにライン接続できる仕組みは生ドラムにマイクをあてて録ってた時と違って色んなことをバージョンアップしてくれました。




今は、新しい曲を作ればすぐにレコーディングしてDEMOを作っていくようにしています。
これも僕の趣味のうちのひとつになってますね。